冬の3ケ月を「閉蔵」といいます。
万物が静かに沈み消極的になる時期。
春夏に消耗したものを回復する季節になるので寒さから身を守り静かに過ごすことが大事だそうです。
この時期に無理をして夏と同じように汗をかきすぎたりしてしまうと「陽気」を外に発散し続けてしまい
寒さに熱を奪われて、生命力がどんどん消耗してしまいます。
寒を防ぎ消耗した生命力を回復して各機能を修復することで、春からの活動力の基礎を作ることができます。
冬は身体の余計な代謝や体力の消費を抑える体制に入ります。
五臓六腑の五臓の一つ『腎』
冬は、「腎」が主役となって働く季節とされています。
腎は精を貯蔵する臓器であり、その精は体が生命活動を行う為の基礎となる物質になります。
冬はこの腎に栄養を与えることが大切になります。
山芋・豚・エビ・くるみ・ゴマ・ゴボウ・牡蛎などが腎を補う食べ物だそうです。
塩辛い食べ物が腎に良いようですが、食べすぎは良くありませんので
偏った摂取を避けバランス良い食事をし、その中に塩辛いものを少し取り入れることがよいかもしれませんね。
それから甘味な食べ物の取り過ぎは腎を弱らせるそうですよ。
冬の生活では、早く寝て、ゆっくりと起きエネルギーを出来るだけ消耗させないように過ごすと良いそうです。
土の中で冬ごもりをする生き物のように人も冬の間は動かず過ごせたら良いですが
そうもいきませんので、上手く生活の中に中医学の考えなども取り入れ体調を崩さず冬を乗り越えて行けるといいですね。
つくばの癒し処ナチュラルベース
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