梅核気

咽喉頭異常感症やヒステリー球と呼ばれています。

のどの辺りになにかが詰まっているような異物感があり

梅の種のようなものが喉に感じて、飲み込もうとしても吐き出すこともでき無い不快感。

病院で検査して何も見つからないため、理解してもらえない場合が多いようです。

 

症状から、息苦しい・飲み込みづらいなどが出てしまい生活に支障を出す場合があります。

そして、喉の違和感を抱えながらの生活が続くと、気持ちがふさぎ込んだり、

何かの病気なのではないかといった不安感も現れてくる事もあるようです。

 

この病気は現代人特有の病気ではなく、すでに何千年前からこのような症状の病気が古典に残っているそうです。

 

女性に多く、性格は人に対してすごく気を使う人、神経質の人、人間関係に悩む人、細かい人、心配性の人がなることが多いようです。

ストレス過多で症状がでるようです。

 

梅核気は、ストレスで自律神経のバランスが崩れた結果、食道の筋肉に分布する交感神経の過活動が生じて、食道の筋肉が緊張して収縮します。

すると食道が締め付けられた感じがして、喉の異物感や違和感、詰まった感じや飲み込みにくさを感じさせてしまうようです。

日常生活では食べ過ぎに気をつけ、バランスの良い食事に季節の食材を取り入れたり、

睡眠時間の確保や生活リズムをきちんと作ることも体調を安定させる大切な要因です。

 

漢方でも梅核気の症状に効果が期待できるものもあるそうです。

 

何かの病気が隠れている場合もありますのでまず検査をしてもらうことも大切で

医師と相談して漢方を取り入れてみるのもよいかもしれませんね。

 

ストレスを溜め込み過ぎないことが必要ですので、自分なりの発散方法を見つけたり

リラックスできる環境を作る工夫をして症状を改善していけたらいいですね。

 

つくば竹園の癒し処 ナチュラルベース

 

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