痙性斜頸

自分の意思とは無関係に首が特定の方向に曲がってしまい、正面を向くことができなくなってしまう痙性斜頸。

 

首の前側を通る胸鎖乳突筋、背中の一番表層にあり肩首を支える僧帽筋、頭や首の正しい姿勢を保つ役割をする板状筋などの首肩の筋肉の異常収縮で首の可動範囲が狭くなったり、本人の意思とは関係なく首が不自然な姿勢となり、痛み痺れ振戦を伴うようです。

 

発症する年齢は範囲が広く、特に3040代が多くを占め、女性に多く出ているとも言われています。

肩や首の筋肉は、他の筋肉や神経とも密接に関わっています。
そのために一つの症状にとどまらず、複数の症状が見られる場合も多くあり
全身の姿勢維持にも影響して姿勢が極端に悪くなってしまいます

 

精神的なストレスや過度の疲労、脳から筋肉への指令が正常に行われていない、無理な姿勢で長時間過ごすことなどが影響されていると考えられていますが、はっきりと特定された原因はまだないようです。

通常は、急に発症するよりも、少しずつ悪化していくケースが多いようです。

自分の意思と関係なく頭、首、肩などが曲がるなど何か違和感を感じたら検査をしてもらい早い段階で適切な治療を施すようにできるといいですね。

 

つくば竹園の癒し処ナチュラルベース

 

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