ある日突然発症し片方の眼の奥がえぐられるような強い痛みを起こす群発性頭痛。
群発地震のようにある一定期間に集中して頭痛が起きる為このような名前が付いたそうです。
個人差があるようですが頭痛発作の頻度は1年~3年ほどの周期で起こり
発作が始まると15分から数時間この頭痛が続き
1、2カ月の期間を過ぎるとまた症状が治まるという特徴があります。
痛みも日常生活に支障をきたすくらいに重度なもので自殺頭痛などという恐ろしい言葉も目にしました。
20代から40代の男性に発症しやすいようです。
季節の変わり目に発作が出やすく群発期には毎日のように同じような時間帯に症状が出て、頭痛の他に涙が出る、目が充血する、鼻水が出る、瞼の下垂などの症状がみられる場合があり、原因ははっきりと解明されていないようですが眼球の後ろを通る内頸動脈という頭へ血液を送る太い血管が何らかの原因で炎症を起こしたり異常に拡張し神経を刺激し痛みを出すようです。
飲酒、喫煙、血管拡張剤、ストレスもこの頭痛を誘発してしまうことがあるようなので群発期にはアルコール、タバコは避け誘発する要因をできるだけ取り除くことが大切です。
群発期はお風呂に浸かるよりもシャワーを浴びたり、生活リズムを整えるなどのセルフケアをすることも必要とされますが
このような頭痛が発症し群発性頭痛かもしれない?と感じたときには専門医の正確な診断をもとに症状を緩和する処置をしていくことが有効かもしれません。
梅雨も明け夏本番です。お身体の調子落とさないようお過ごしください。
つくばの癒し処
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