頭痛

日本人のうち、3人に1人は頭痛もちで、3000万人以上が悩んでいるといわれます。

当店にも頭痛持ちのお客様がご来店されることが多いです。

慢性頭痛には3つのタイプがあり『片頭痛』『緊張性頭痛』『群発頭痛』に分けられます。

それぞれ誘発要因や対処法が異なってきますので書き出してみます。

 

片頭痛(血管性頭痛)

ズキズキする、動かした時に痛む

片頭痛では、脈打つようにズキズキと痛み、吐き気、嘔吐、を伴うことがあり、光・音・においに敏感になるなどの症状があります。また、体を動かした時に痛みが悪化します。

原因は、脳の血管が急激に拡張し、血管のまわりの三叉神経を刺激するためといわれています。

この頭痛を引き起こす原因としては次のようなことが考えられます。

・ストレス

・空腹時の血糖値の低下

・アルコールの摂取

・寝不足

・月経

・人ごみや騒音などの物理的な刺激

施術での対処法としては首や頭以外の筋肉を緩めて他の部分の血行を促進しながら様子を見させていただきます。

カフェインを摂ると和らぐ場合もありますがカフェインの摂りすぎも頭痛の原因となる場合があるようなので様子を見ながら摂取してください。

 

緊張型頭痛(筋肉収縮性頭痛)

ジワジワ締め付けられる感じがする。

日本人に最も多いのが緊張型頭痛だそうです。

後頭部、こめかみ、額を中心に頭重感や締め付けられるような痛みがジワジワと始まり、肩こり、眼精疲労、めまい、倦怠感などの症状が表れます。

午後から夕方にかけてひどくなるケースが多いようです。 

デスクワークなどで肩こりがひどい人など、頭、首、肩の筋肉の緊張によって血行が悪くなることが主な原因とされていますが、ストレスなどの神経的な緊張も引き金となることもあります。

この頭痛を引き起こす原因としては次のようなことが考えられます。

・ストレス

・顎関節症

・長時間同じ姿勢でいる

・眼精疲労

施術での対処法としては首肩の筋緊張を緩めていきます。くいしばりがある方もこのような症状が見られますので、側頭筋肉など頭部や眼の周りへの施術も効果的です。

 

群発頭痛

緊張型頭痛や片頭痛と比べて症状が現れる人は少ないようです。

群発地震のように、ある期間に集中して頭痛が起こるところからつけられたようです。

片方の目、目の上、こめかみあたりがハンマーで殴られるような激しい痛みが起こり、痛む方の目の充血、涙、鼻水、鼻づまり、まぶたの下垂などの症状が現れたら、群発頭痛と考えられます。

20~30歳代の男性に多くみられます。目の奥の動脈が拡張し炎症を起こすため痛みが起こるといわれており、数日から2~3ヶ月間に集中して毎日同じ時間帯に発生するそうです。

睡眠中に起こることが多く、激痛で目が覚めます。

この頭痛を引き起こす原因としては次のようなことが考えられます。

・飲酒

・喫煙

・血管拡張剤の服用

・気圧の変化

群発頭痛の発症のメカニズムについては、まだまだ明らかにされていない点が多いようです。

頭部の血管の拡張が関わっていると言われております。

群発頭痛の場合は、目の後ろを通っている血管が拡張して炎症を引き起こすため、目の奥が痛むといわれています。

今のところ、もっとも効果的な対症療法は「純酸素吸入法」とされているようです。純酸素吸入法は、純度100%の酸素を医療用の大型酸素ボンベからフェイスマスクを通して毎分7リットルを15分吸入する治療法で、たいていは酸素を吸入して5分ほどで痛みは軽くなってくるそうです。

施術としては症状が強く出ていないような時をオススメいたします。

お身体の筋緊張を緩めながら様子を見させていただきます。

群発頭痛は、飲酒やタバコなどが誘因になるといわれていますので、日常生活のなかで、頭痛を誘発する要因をできるだけ取り除くことを心がけることが大事かもしれません。

 

頭痛の原因には大きな病気が原因としていたり、病気の前兆のサインということもありえますので、まずは医師の診断をオススメいたします。

 

お身体の事気になりましたらご相談ください。

つくば市竹園の癒し処

ナチュラルベース

 

 

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